あまりご存じない方が大半だと思います。
- タングドラムって何?
- タングドラムの種類
について紹介します。
タングドラムとは?
この記事を今読んでくださっているあなたは、
そもそも「タングドラム」って何?と思っておられる方が多いと思います。
私も実際に楽器を見せていただくまで、名前も知りませんでした。
タングドラムとは、プロパンガスのガスタンクの底の部分をカットし、
切り込みを入れて作った打楽器です。
切り込みの部分が舌(tongue)のような形のため、
タングドラム(Tongue Drum)とか、
スチールタングドラム(Steel Tongue Drum)などと呼ばれています。
ドーム形の楽器本体に、「舌(タング)状」の切り込みが入っています。
楽器中央に一番低い音が配置され、
それをぐるりと囲むように円形にその他の音が配置されています。
楽器裏面の中央に「共鳴孔」と呼ばれる穴が空いていることが多いです。
タングドラムの種類
タングドラムは、楽器によって演奏できる音の数が違います。
演奏したい曲や予算に合わせて、楽器を選んでみてくださいね。
6音のタングドラム
3インチ。一番小さいサイズ。お値段は3000円ぐらいから。
手のひらサイズなので、とても軽いです。
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8音のタングドラム
6インチのコンパクトなサイズ。お値段は5千円ぐらいから。
高音を弾きたい方におすすめです。
コンパクトで持ち運びやすいサイズなので、
外での演奏を考えている方にも良いでしょう。
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11音のタングドラム
10インチ。中ぐらいのサイズ。お値段は1万円ぐらいから。
音がくっきりとクリアなタングドラムです。
このサイズになると、購入時に指用のマレットがついてくることが多いです。
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13音のタングドラム
12インチ。お値段は1万3千円ぐらいから。
膝の上に乗せて弾きたくなるようなコロンとしたサイズ感です。
優しい音色と深い響きで、音に包み込まれるような感覚を味わえます。
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15音のタングドラム
14インチ。一番大きいサイズで、伴奏付きの演奏におすすめです。
音数が増えた分、大きくて重さも増えます。
お値段は1万6千円ぐらいから。
YouTubeなどの演奏動画では、
15音のタングドラムが1番多く使われているように思います。
メロディーだけでなく、伴奏付きの演奏も楽しめるので演奏の幅が広がります。
深く包み込むような音色のタングドラム。
楽器店でこのサイズはなかなか見かけないため試奏できないですが、
YouTubeの演奏動画などを聴いて、
好みの音色のタングドラムを見つけてみてくださいね。
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まとめ
6音、8音、11音、13音、15音と、
今のところ私が確認したもので、5種類の音数のタングドラムが販売されています。
ただ、この1つずつの楽器が何調かというのは、
それぞれの楽器によって異なるので、
楽器を購入する際は、
自分は何調の曲を演奏したいのか?なども考慮しながら選ぶと良いでしょう。
人生は一度きり。
あなたの人生がより豊かで、充実したものになりますように☆
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