本当にタングドラムをやりたいのかわからない方へ

タングドラムのこと

タングドラムの楽譜を作っている中野 心乃華(なかの このは)です。

「タングドラム」が気になっているけれど、始めるかどうか迷っているというお声を聞きます。

そこで、この記事では

  • 「何かを決めることって苦手で・・・。」
  • 「迷いまくってもう1年経っちゃった( ; ; )」

という方のために

  • 優柔不断を生み出す4つの要因
  • 優柔不断を解消するためには、どうしたらいいのか?

をそれぞれ紹介します。

優柔不断になってしまう原因と対処方法

「何かを決めることって得意ですか?」「苦手ですか?」

「自分には決断力がないなぁと感じることって、ありますか?」

決断するのがしんどい。決断すること自体にストレスを感じる方もいらっしゃいます。

「また決めなきゃいけないの?」と思えば思うほど、

毎日次から次へと決めなきゃいけないことが現れるので、

どんどんストレスが溜まっていきますよね。

優柔不断を生み出す4つの要因

優柔不断を生み出す要因は、4つあると思います。

こどもの頃、両親が決断することが多かった

「何を着るのか」「何を食べるのか」など、

幼児の頃から決断を両親が全部やってしまう家庭があると思います。

親が全て決めてしまうと、子どもは自分で決める力を失ってしまいます。


例えば、朝ご飯を「パン」にするのか、「ご飯」にするのかみたいな。

日常の小さなことから自分で選択するようにし、自分の意見を尊重するよう心がけましょう。

ちょっとずつでいいので、自分の心の声に耳を傾けてみてくださいね。


選択や決断する練習が不足している

両親が心配しすぎて、

こどもに選択や決断をする練習をさせず、

親の考えを押し付けすぎてしまうことで、

結果的に子供は、自分で考え行動することが出来なくなっていきます。


自分の考えを伝えても両親に反対されるのがわかっているから、

「どうせ無理なんだ」と思い込み、自分の考えを親に言えなくなっていきます。


両親の決断に従うだけの生活になっていき、

そのまま大人になってしまうと、

「自分で選択すること」「決断すること」に強い苦手意識を持つようになります。


苦手なことって、どんどん避けていきますよね。

そうすることで、更に苦手度が強まっていきます。


例えば、飲食店に行ったときに、「何を食べるのか?」なども自分で決めるのを避けて、

友達や家族などの決断に委ねるようになっていきます。

少しずつ自分の食べたいものを伝えてみることから始めてみませんか?

失敗するのが怖い

失敗することを許されなかった家庭で育った方や、

学校や会社などで、「失敗すること=恥」だと強く認識されてしまった方は、

選ぶことに恐怖を感じるようになってしまいます。


「両親や他人が求める正解は何か」を基準に選ぶようになるので、

人の顔色を常に意識するようになります。

そうやって自分の考えを無視してばかりいると、

いつの間にか「自分の考え」がなんなのか分からなくなってしまうのです。


そして、ますます自分で決断することが怖くなっていくという

負のループに陥ってしまうのです。


この状態が続くことは、かなりストレスになってしまい、しんどいですよね。

完璧を求める

「正しい道を選ばなくてはならない」

そういう強迫観念的な気持ちで物事を選択しようとすると、

変に力が入ってしまい、決断するのが難しくなってしまいます。

学校の授業やテストで、◯か×かと正解を求められる中で、

こどもたちは「間違うこと=恥」「間違ってはいけない」と思い込むようになっていきます。


結果的に「完璧でなくてはならない」と思い込み、

どの選択が良いのか悩みに悩みすぎて、最終的に選べなくなってしまうのです。

優柔不断を解消するために

優柔不断を解消するためには、「決断が苦手」という意識を変えて、

毎日の中で小さな決断を当たり前に出来るようになっていくことを目指していきましょう。


「今日何を着るのか」「コーヒー」にするのか、「紅茶」にするのかみたいな、

日常の中に起こる小さな選択を人に委ねず、自分自身で考えて選択してみましょう。


自分の考えがなかなか定まらず、決断するのに時間がかかるため、

周りの人がイライラしているように感じる方もいるかもしれません。


でも、自分は今「選択や決断をする練習中なんだ」と思って、

焦らず、失敗してもいいという心持ちで選び、自分の考えを尊重しましょう。


一生懸命選んだけれど、

結果的に「あぁこっちの方がよかった」と後で思うことがあるかもしれません。


失敗だと感じたとしても、

それでも今日1回あなたは自分で選択し決断出来たのです。

「よく決められたねぇ」と自分で自分の頭をなでたり、

自分で自分をハグするなどしながら、いっぱい褒めてあげてくださいね。


どっちも選べないからと、

白も黒も両方買っちゃったりすると、

「両方買ってしまうなんて、なんて無駄なことをしちゃったんだろう」と、

罪の意識を持つようになるので、やめておきましょう。


結果的に失敗したと感じたとしても、

こういう場合は黒の方がいいなど、自分の中に少しずつ判断基準が身についていきます。

あぁ私、やっぱり白より黒の方が好きなんだなど、自分で気づけるようになっていきます。


徐々に自分なりの判断基準がわかったら、

次の選択の時には、

「そうそう、こういう時はこっちを選ぶんだった。」

と思い出して選択できるようになっていきます。


そうやって少しずつ練習していくと、徐々にうまくなっていくので、

自分の決断に少しずつ自信が持てるようになっていきますよ。


まとめ

すぐに結果を求めて焦ってしまう方もいらっしゃると思います。

でも、「自分で瞬時に判断できるようになりたい!」と思ったからといっても、

すぐに出来るようにはならないですよね?


自転車だって練習を始めたその日にできるようにはならないです。

できなくても何度も練習していけば、

そのうちできるようになっていくので、諦めずに取り組んでみてくださいね。


人生は一度きり。

あなたの人生がより豊かで、充実したものになりますように☆


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