タングドラムの作り方

未分類

皆さん、こんにちは。

中野 心乃華(なかの このは)です。

いつもYouTubeTikTokのご視聴ありがとうございます。

「タングドラム」ってどうやって作られているかご存じですか?

ご存じない方が大半だと思います。


そこで、この記事では

  • 「タングドラムって、どうやって作られているの?」

という方のために

  • タングドラムを作るための材料や道具
  • タングドラムの作り方

などについて紹介します。

※なお、本ページはプロモーションが含まれています。

※Please note that this page contains promotions.

タングドラムの作り方

タングドラムを作るための材料・道具など

プロパンガスのガスタンク

タングドラムは、プロパンガスのガスタンクで出来ています。

▼注意▼これはガスが入っている状態のタンクですが、ガスの入っていないものが必要です。^^;

鉄が切れるカッター

プロパンガスのガスタンクをカットするため、

金属を切ることができる道具が必要です。

ディスクグラインダー

内側の錆を取り除くために使います。


金属を溶接するための道具

ガスタンクの底を2つ使用し、

それを溶接して楽器にするために必要です。


溶接用の手持ち面や溶接用のヘルメット

ガスタンクをカットする時に火花が飛び散るので、

ゴーグルで目を保護することが必要です。

金属を研磨する道具

表面を滑らかにする時に使います。

スプレーペイント

タングドラムに色をつけるのに使います。


コンパス

アセトン


調律用のチューナー

希望の音を作るために、調律をしながらの作業が必要になります。


タングドラムの作り方

1 プロパンガスのガスタンクの底の部分をカットし、丸い面が出るようにします。

2 プロパンガスのガスタンクの底の、丸い部分の中心に鉛筆で印をつけます。

3 中心から8等分になるように、鉛筆で印をつけます。

4 コンパスで真ん中から順に円を描いていきます。

5 外側にもコンパスで円を描いてデザインしていきます。

(ここが舌の様なデザインになる所です)

6 ペイントしたい部分だけにペイント出来るようにマスキングテープを貼り、

  好きな色のスプレーでペイントします。

7 先ほど鉛筆で印をつけた部分を、鉄が切れるカッターで切っていきます。

このとき、時々鳴らすなどしながら調律していきます。

8 余分な側面の部分を切り落とします。

  (ガスが残っている場合もあり、危険なため注意しましょう)

9 ディスクグラインダーを使って、内側の錆を取り除きます。

10 ガスタンク本体の塗装を取り除きます。

11 タングドラムを鳴らし、調律していきます。

(調律のため、舌の部分の切り込みを深くしたり、溶接して切り込みを浅くしたりします)

12 調律が終わったら、下の部分となるものを綺麗にカットします。

13 楽器の上の部分と下の部分を溶接して1つにしていきます。

14 溶接が完了したら、溶接した部分をディスクグラインダーを使って整えていきます。

15 研磨していきます。

16 グリースを取り除くために、アセトンで拭きます。

17 スプレータイプの塗料で色を塗って完成。

まとめ

タングドラムを作る時は、

金属をカットするので結構火花が飛び散ります。

また、本体自体がプロパンガスのタンクのため、ガスが残っていることがあるかもしれません。

そのため家の中で楽器を制作するのは、やめた方がいいでしょう。


作ってみたいという方でも、材料や道具を揃えるのは大変ですよね。

以前、日本のタングドラムメーカーのスガイ打楽器製作所さんにて、

「プロパノータ」(スガイ打楽器製作所さんのタングドラム)を作る

ワークショップなどが開かれていました。


▽実際に作られた方の映像がこちら

作ってみたい!と思われた方は、

スガイ打楽器製作所さんまでお問い合わせくださいませ。


人生は一度きり。

あなたの人生がより豊かで、充実したものになりますように☆

現在発売中の著書はこちら!


はじめてのタングドラム: タングドラムで、もっと自分を好きになる

タイトルとURLをコピーしました