【はじめてのタングドラム講座】#4 タングドラムの作り方

First Tongue Drum Lesson

皆さん、ごきげんよう。
「タングドラム研究家」の中野 心乃華(なかの このは)です。

この度は、「はじめてのタングドラム講座」を受講してくださり、
ありがとうございます。

タングドラムの作り方

タングドラムを作るための材料・道具など

今回は、タングドラムってどうやって作られているの?
と思っておられる方に向けて、
タングドラムの作り方を紹介します。

まず、タングドラムの材料・道具について紹介します。

・プロパンガスのガスタンク

タングドラムは、
プロパンガスのガスタンクで出来ています。

・鉄が切れるカッター

プロパンガスのガスタンクをカットするため、
金属を切ることができる道具が必要です。

・ディスクグラインダー

内側の錆を取り除くために使います。

・金属を溶接するための道具

ガスタンクの底を2つ使用し、
それを溶接して楽器にするために必要です。

・溶接用の手持ち面や溶接用のヘルメット

ガスタンクをカットする時に火花が飛び散るので、
ゴーグルで目を保護することが必要です。

・金属を研磨する道具

表面を滑らかにする時に使います。

・スプレーペイント

タングドラムに色をつけるのに使います。

・コンパス

・アセトン

・調律用のチューナー

希望の音を作るために、
調律をしながらの作業が必要になります。

タングドラムの作り方

1 プロパンガスのガスタンクの底の部分をカットし、
  丸い面が出るようにします。

2 プロパンガスのガスタンクの底の、
  丸い部分の中心に鉛筆で印をつけます。

3 中心から8等分になるように、鉛筆で印をつけます。

4 コンパスで真ん中から順に円を描いていきます。

5 外側にもコンパスで円を描いてデザインしていきます。

  ここが、舌の様なデザインになる所です。

6 ペイントしたい部分だけにペイント出来るように
  マスキングテープを貼り、
  かけたい色のスプレーでペイントします。

7 先ほど鉛筆で印をつけた部分を、
  鉄が切れるカッターで切っていきます。
  このとき、時々鳴らすなどしながら調律していきます。

8 余分な側面の部分を切り落とします。

  ガスが残っている場合もあり、
  危険なため注意しましょう。

9 ディスクグラインダーを使って、
  内部の錆を取り除きます。

10 ガスタンク本体の塗装を取り除きます。

11 タングドラムを鳴らし、調律していきます。
   調律のために、舌の部分の切り込みを深くしたり、
   溶接して切り込みを浅くしたりします。

12 調律が終わったら、
   下の部分となるものを綺麗にカットします。

13 楽器の上の部分と下の部分を溶接して
   1つにしていきます。

14 溶接が完了したら、
   溶接した部分を
   ディスクグラインダーを使って整えていきます。

15 研磨していきます。

16 グリースを取り除くために、アセトンで拭きます。

17 スプレータイプの塗料で色を塗って完成。


タングドラムを作るときは、
金属をカットするので、結構火花が飛び散ります。
また、本体自体がプロパンガスのタンクのため、
ガスが残っていることがあるかもしれません。
そのため、家の中で楽器の制作をするのは、
やめた方がいいでしょう。

⬇️これが、「タングドラム」です。

タングドラムの存在を多くの人に知っていただき、
私のように、過去に音楽で挫折したことのある方に、
もう一度音楽って楽しいと、
改めて感じてもらえたらと思って活動しています。
応援していただけたら、とても嬉しいです。

人生は一度きり。
あなたの人生がより豊かで、充実したものになりますように。
それでは、また次回の講座でお会いしましょう。
ごきげんよう。
中野 心乃華

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How to make a Tongue Drum

Materials and tools for making Tongue Drum

In this issue, I would like to ask you, “How are Tongue Drums made? For those of you who are wondering, “How are Tongue Drums made?

First, I will introduce the materials and tools used to make a Tongue Drum.

Propane gas tanks
Tongue Drums are made of propane gas tanks.

Cutters that can cut steel
To cut propane gas tanks, tools that can cut metal are required.

Disc grinder
Used to remove internal rust.

Tools for welding metal
Use two gas tank bottoms, needed to weld them together to make the instrument.

Hand-held surfaces for welding and welding helmets
Sparks fly when cutting gas tanks, Goggles are required to protect the eyes.

Tool for polishing metal
Used for smoothing surfaces.

Spray paint
Used to add color to Tongue Drums.

Compass

Acetone

Tuners for tuning
To create the desired sound, it is necessary to work while tuning.

How to make a Tongue Drum

1 Cut the bottom of the propane gas tank, so that the round surface is exposed.

2 At the bottom of the propane gas tank, Mark the centre of the round area with a pencil.

3 Mark with a pencil so that there are 8 equal parts from the centre.

4 Use a compass to draw a circle, starting from the middle.

5 Draw a circle on the outside of the design with the compass.
(This is where the design will look like a tongue.)

6 So that you can paint only the areas you want to paint. Apply masking tape and spray paint with the color you want to apply.

7 the part marked earlier with a pencil, Cut the section marked with a pencil with a cutter that can cut steel. At this point, tune the tune by ringing it from time to time.

8 Cut off any excess side pieces.
(Be careful, as gas may still be present and can be dangerous).

9 Remove rust from the inside using a disc grinder.

10 Remove paint from the gas tank body.

11 The Tongue Drum is sounded and tuned.
(For tuning, deepen the incision in the tongue, welding and making the incisions shallower).

12 After the tuning is finished, cut cleanly what will become the lower part of the instrument.

13 The upper and lower parts of the instrument are welded together to form one piece.

14 When welding is complete, The welded area is prepared using a disc grinder.

15 Polishing.

16 Wipe with acetone to remove grease.

17 Finish by applying color with spray-type paint.


When making Tongue Drums, Cutting the metal causes quite a lot of sparks to fly. Also, because the body itself is a propane gas tank,
there may be residual gas. For this reason, it is advisable not to build instruments in the house.

⬇️This is the 15-note Tongue Drum.


I hope to make people aware of the existence of Tongue Drum and to make people like me, who have been frustrated with the instrument in the past, feel again that music is fun. I’m very happy if you could support me.

You only live once.
May your life be richer and fuller☆.
See you at the next course.
Have a good day.
Konoha Nakano

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